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残布が生まれ変わる再生プロジェクト

新型コロナウイルスの影響で、慌ただしく過ぎた生活から、物事を考え直す時間が取れたという方も多いはず。それは、企業も同じようです。株式会社ジュンが運営するROPE’ E’TERNELでも、立ち止まって考える時間ができたことで、新たなプロジェクトが始まりました。そのプロジェクトとは、「FROM LEFTOVER FABRICS ♡OUR UPCYCLE PROJECT♡」という過去のコレクションで出た残布を使った再生プロジェクトです。

アパレルというと、工場での大量生産というイメージがあると思いますが、残布という特性から、ごく少量の製品しか作れません。しかも、製品はすべてデザインから残布の裁断、縫製まで自社アトリエで熟練のスタッフによって手作業とのこと。さらに、製品だけでなく、ペーパータグのグラフィック、ラッピングの至るまでのすべての作業を社内のスタッフで行なっているそうです。商品からラッピングに至るまで、すべてが手作りだと思うと、特別感が増しますね。

「FROM LEFTOVER FABRICS ♡OUR UPCYCLE PROJECT♡」は、月に一度の新作を発表する、全4回の期間限定コレクションとなっています。プロジェクトの第一弾は、日常生活に欠かせない「FOR SHOPPING」、くつろぐ時間、自分を取り戻す時間のための「FOR SLEEPING」「FOR COZY」そしてちょっと意味深な「FOR BOUDOIR」をテーマに展開され、3種類の残布から素敵なアイテムが作られました。そして、プロジェクト第二弾が、7月7日から発売されます。

第二弾のコレクションは、「relationship(関係性)」をテーマに、現在の日本ではほとんど生産されなくなった絹織物「シルクノイル」(※1)を次の世代へ繫ぎたいという思いのもと、2種類の素材から作られたシリーズです。時間をかけて紡いだネップ(※2)調の糸を使って織られたシルクノイルは、”結ぶ” そして“絆”の意味を持つ「Tie」という名を冠した「Tie Collection」です。江戸時代に風呂敷を西洋のバックに模したのが発祥と言われているあづま袋にヒントを得た、まるで折り紙のようなバッグです。バッグの底に正方形の面があることで、使いやすさと強度が備わっています。また、内袋は、コンパクトに折り畳むことができ、エコバッグとしても、持っているバッグの内袋としても使うことができます。そして、もう一つのアイテムは、紡ぐ際に生じる短繊維やワタ再利用して作られたエコシルクとも呼ばれる、コットンのような素朴で自然な、やさしい風合いが魅力のデニム素材が使われた「シルクノイルデニム」です。U型のシルエットから「♡U」と名付けられており、トートバッグはショルダーストラップと本体の周囲、また持ち手の内ポケットの周囲が同寸で、それぞれの「U」が繋がって円を描いています。

「FROM LEFTOVER FABRICS ♡OUR UPCYCLE PROJECT♡」の商品は、直営ECサイト「ジャドール・ジュン・オンライン」とアトレ恵比寿店で展示販売されています。残布が特別感のあるアイテムへと生まれ変わる本プロジェクト。次回のテーマでは、どんな特徴をもった残布が、どんなアイテムへと生まれ変わるのでしょうか。楽しみですね。

※1
シルクノイル:シルクの屑を再利用している糸のこと。
※2
ネップ:繊維の節が生地表面に出たもの。

▶︎J’aDoRe JUN ONLINE
https://www.junonline.jp/rope-eternel/

Photo:株式会社ジュン


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