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日本発!土に還るサステナブルスニーカー

NIKEやconverse、adidasなど世界的ブランドが続々とサステナブルなシューズ発表していますが、この度、東京都新宿の株式会社Millaye(ミライェ)が、世界初の「天然ゴム発泡素材」の特許を活かして、日本発のサステナブルシューズブランド「EUYEN」を発売しました。

EUYENは、『未来の子供たちの為に自然豊かで、安心安全な世界を守りたい。自然を壊す製品を作らない。世界中に3億人いると言われる靴の履けない子どもたちを無くしたい。』という、3つの目標の達成を目指しているブランドです。地球にやさしいスニーカーを作るだけでなく、売上の一部から、貧困地域に「製造工場」と「インジェクション(※1)機械の設備」導入を行い、そこで「雇用」を生み、その地域でシューズを安く販売、供給することも目標に掲げています。

現在、スニーカーやサンダルなどは、PUやPVC(⽯油系)素材やEVA(ビニル系)素材を多く使⽤して製造されています。これらの製品は不燃ゴミとして埋め立てられることが主流となっていますが、EVA(ビニル系)は、埋⽴地で熱分解と呼ばれる嫌気性分解プロセスを経て、揮発性有機化合物(VOC)を ⼤気中に放出しているのです。この揮発性有機化合物は、対流圏オゾンの形成に影響を及ぼし、⼈間と動植物の⽣命に有害な存在であります。

しかし、EUYENは埋め立てても一切有害物質を発せず、土に還るほど地球にやさしいスニーカーと謳われており、アウトソールは「天然ゴム発泡素材」で作られています。この天然ゴムを発泡させる独自技術により、天然ゴムソールの課題である「重い」「グリップ力」「熱に弱い」「汚れやゴミがつきやすい」という課題を全て解決しているそうです。また、アウトソール以外も持続可能な天然資源が使われているとのこと。アッパー材には、生分解性の高い綿糸を使用し、色染めには花や植物からできる天然顔料を活用。アッパーとソール部分を接着するセメンティングには石油系は使わず、1960年代以前の手法である天然ゴム糊を使用するなど、自然にやさしいものづくりを徹底しています。

この土に還るスニーカー「EUYEN」は、クラウドファンディングサービスMakuakeにて、2020年7月16日〜9月13日までの期間で販売を行なっています。期間が過ぎた後は自社の公式サイト等で販売を行なっていく予定とのこと。環境問題への取り組みは、地球環境に配慮されたファッションアイテムを身に付けることでも貢献することはできます!

▶︎Makuake
https://www.makuake.com/project/euyen/

▶︎EUYENオフィシャルサイト
https://euyen.jp/

※1
インジェクション:加熱して溶かした材料を金型へ圧力をかけて流し込み成型品を作る製法。作業については、力も知識も必要とせず、材料と機械があれば製造が可能。

Photo: 株式会社Millaye

(エコイスト編集部)


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