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「才能に障がいはない」を合言葉に、アーティストを支援

SDGsは「誰一人取り残さない(leave no one behind)」を大前提に、子ども、若者、障がい者、高齢者、そして、難民、移民などの弱い立場にある人たちにも焦点を当てた17の目標・169のターゲットから構成されています。特に、目標4/教育、8/成長・雇用、10/不平等、11/都市、17/実施手段では、障がいまたは障がい者に直接言及したターゲットが含まれており、達成に向けて政府、自治体、民間企業や市民社会など、さまざまなステークホルダーが連携していくことが求められています。そして、この推進を後押しするようなプロジェクトが株式会社フェアトレードコットンイニシアティブ(以下FCI)から発表されました。

発表によると、障がいや開発途上国の貧困などの社会的困難を抱える方々から生まれた商品の企画・販売を通じて、経済的自立を応援するプロジェクト「Handicap Art(ハンディキャップアート)」を開始したとのこと。商品であるバックにプリントされた色使いやタッチが印象的なイラストは、社会福祉法人東京コロニーの事業であるアートビリティ(C) Artbility のアートライブラリからセレクトされた5点。アートビリティとは、「才能に障害はない」を合言葉に、障がい者の所得支援を続けてきた社会福祉法人東京コロニーが、アートの分野で力を発揮する人材を後押しし、その才能を収入に結びつけるために始めた事業で、登録アーティストは約200名、作品数が約5,000点あるそうです。

そもそも、FCIは、国際フェアトレード認証コットン製品をいち早く推進してきた事業者であるので、バッグの素材には、フェアトレード生産者から基準を守って調達されたフェアトレード認証コットンを使用。カフェトートからショルダートートなど72種類のアイテムがラインアップされています。このバックの販売により、障がいをもつアーティストにイラスト使用料が支払われ、自立の支援を行っていくというものです。

また、このプロジェクトは、SDGsに取り組む企業のノベルティやイベントグッズとしてもコラボできるそうです。フェアトレードコットンの栽培からバックの製作まではインド、プリント工程は国内で実施することで、最低ロット10個から(最低ロットは商品毎に異なる)注文が可能で、2週間程度での納品が可能とのこと。

FCIは、「Handicap Art」プロジェクト以外にも、障がい者の活躍の場の拡大を目指して、社会福祉法人東京コロニー、および株式会社丸井グループとのコラボレーションブランド「アートビリティ+」も展開しています。この取り組みでは、障がいのあるアーティストが作品を応募し、審査に合格した作品をデータの形で企業や団体などに有料で貸し出すことで、使用料の一部をアーティストへ還元するというシステムで支援しています。

SDGsのゴール2030年まで、あと10年。誰一人取り残さず達成するためにも、自分だけ良ければ、という考えを捨て、健全な地球環境と社会の実現のための行動にうつしましょう。

▶︎Handicap Art オフィシャルサイト&ショップ 
https://handicapart.com

▶︎コーポレートサイト
https://fairtradecottoninitiative.com/

Photo: 株式会社 フェアトレードコットンイニシアティブ

(エコイスト編集部)


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