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京野菜を無駄なくおいしく食べ尽くす!

家庭で簡単にパーティー気分を味わえて楽しいもの? そうです、手巻き寿司ですよね。元々は、お寿司屋さんの裏メニューだった手巻き寿司。実は、皆さんもご存知のミツカンが、家庭でも気軽にお寿司を楽しんでもらいたいという地道な普及活動を続けたことで、今のような家庭での定番メニューとなったそうです。これ以外にも、サワードリンクや水炊き、これらもミツカンが提案して、定番メニューとして普及したことをご存知でしたか。そんな、家庭とも長く、深い繋がりのあるミツカンから食品ロス削減取り組みに関する発表がありました。

この8月、ミツカングループ(以下ミツカン)は、京都市と食品ロスに関する連携協定を締結しました。具体的な取り組みは、「京都の野菜を無駄なくおいしく食べ尽くす」というスローガンのもと、京野菜のピクルスや鍋メニューの企画及びキャンペーンの実施や、普段は食べない部分まで京野菜を可能な限り丸ごと使った「ZENB(ゼンブ)」ペーストの京野菜版の開発などを計画しているとのこと。この「ZENB」は、普段捨ててしまう皮や芯・さやまで可能な限り丸ごと野菜の栄養をおいしく摂ることができる商品です。ペーストの使い方としては、ドレッシングやアイスのソース、トーストにつけて食べるなど、アイディア次第で野菜本来の栄養を手軽に取り入れることができ、野菜不足になりがちな生活には嬉しい商品といえます。

また、京都市は、この連携協定と同時に、食を通じた循環経済(サーキュラーエコノミー)を目指す英国のエレン・マッカーサー財団が主導する国際的な連携「フードイニシアティブ」に、国内自治体で初めて加盟したことを発表しました。同イニシアティブには、8月3日現在で、ダノンやネスレなど11の企業や財団、ニューヨークやロンドン、サンパウロ、加入した京都市を含めると16の都市が加盟しています。フードイニシアティブでは、「再生可能な農業」「食品利用の最大化」「人にも地球にも優しい商品と市場の設計」を進めることにより、サプライチェーンを変革し、食品に関する生産・消費を循環型にすることを推進しています。

京都といえば、1997年にCOP3(第3回気候変動枠組条約締約国会議)が開催され、SDGsにも率先して取り組んできました。今回のイニシアティブ加盟は、2019年から加盟しているミツカングループが、国内で食品ロスの先進的な取り組みを進める京都市に打診したことがきっかけであったとのこと。まさに、SDGsの17番目に掲げられている目標「パートナーシップで目標を達成しよう」が実践され、連携の輪が広がったといえるでしょう。

新型コロナウイルスの影響により、お家にいる時間が増え、自炊の回数が増えている人も多いかと思います。食品を買いすぎて、食べきれなくて捨ててしまったり、気が付いたら賞味期限が切れていたりすることがないよう、必要な分だけを購入し、食べきることを意識するようにしましょうね。なお、ミツカンのサイトには、今の季節にぴったりな夏野菜のピクルスなどのレシピが公開されていますので、献立の参考にしてみてはいかがでしょうか。 

Photo:ミツカングループ

(エコイスト編集部)


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2020.08.31