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味の素グループもRE100宣言

2020年は長い梅雨が終わるやいなや突然の猛暑。身体の準備が出来ていなかったせいもあるかもしれませんが、熱中症で救急搬送された人の数は前年を大幅に上回る状況です。様々な気象条件が重なり高温になっている地域もありますが、全世界で異常気象が増加していることは事実です。地球温暖化や気候変動が人為的なことによるものか否かの懐疑論を展開している団体や組織も未だに存在していますが、全世界の流れはCO2 の排出削減となっていることは疑いのない事実で、その取り組みの一つとして挙げられるのが「RE100」です。

RE100は、国際的に影響力があり、情報技術や自動車製造など多様な分野のグローバル企業が参加するイニシアティブです。今回このRE100に、「ほんだし®」、「Cook Do®」や「クノール®カップスープ」など、幅広い商品を扱う味の素株式会社を中心とした味の素グループが新たに参画すると発表がありました。

発表によると、使用する電力を2050年度に100%再生可能エネルギーに移行。段階的な目標も設定されており、2020年度は28%、2030年度は50%と段階的に引き上げ、最終的に2050年度の100%を目指すとのこと。

また、2020-2025中期経営計画において、地球・環境との共生に向けた取り組み目標として2030年度に温室効果ガス排出量を50%削減(2018年度比基準)することを掲げており、その一環としてさらに先を見据えた目標を持つRE100の活動主旨に賛同し、同イニシアティブへの参画を通じてサステナビリティへの取り組み強化を図ると述べられています。

味の素グループは、これまでも再エネ利用を積極的に推進し、再エネ利用比率の実績は、2017年度は23%、2018年度は24%と着実に目標に近づいていることが分かります。積極的な取り組みは、日本国内だけでなく、ブラジル、タイ、ベトナムなど海外の工場ではバイオマスボイラーを設置し、サトウキビの搾りかすやもみ殻など、非可食部分や未利用部分を燃料としたエネルギーの利用も推進しています。

RE100は企業の取り組みですが、自宅の電気を再生可能エネルギーにすることは個人でも実践可能です。少し時間とお金はかかりますが、持ち家の屋根に太陽光パネルを取り付け、使う電気は自分で発電する自家消費と呼ばれる方法もあります。在宅勤務が増え、電気料金の見直しをお考えであれば、再生可能エネルギーの拡大に注力している電力会社を選択肢の一つに入れてみてもいいかもしれません。消費は企業への投票ですから。

*RE100:Renewable Energy100%は、The Climate GroupとCDPによって運営される企業の自然エネルギー100%を推進する国際ビジネスイニシアティブ。企業による自然エネルギー100%宣言を可視化するともに、自然エネの普及・促進を求めるもので、世界の影響力のある大企業が参加しています。世界では約240社、日本では約40社(味の素含む)が加盟。

Photo: 味の素株式会社


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2020.09.02