持続可能社会をみんなで

menu
English/Japanese
ecoistecoist

プラントベースミート専門ショップの登場

エコイストでは、モスバーガーの動物性食材不使用の「グリーンバーガー」や植物由来の代替肉「オムニポーク」などを紹介してきました。筆者も実際にそれらを食べてみて、「お肉そのものの味が好きだったのではなく、お肉の味付けが好きだったんだな。食べるなら代替肉でも満足しそうだな。」と思い、肉食の傾向が薄まってきています。誰かと食事をする時も無理に食べないということではなく、ゆるやかなベジタリアンのような状態です。このような“ゆるベジ”や“ヴィーガン”を選択する人が日本でも増えているそうです。食のスタイルを選択することがスタンダードになりつつあるのかもしれないですね。

そんな新たなスタンダードを後押しするような、未来型ハンバーガーショップ「The Vegetarian Butcher(ザ・ベジタリアン ブッチャー)」が東京・池袋にオープンしました。店名にもなっているThe Vegetarian Butcherは、2011年にオランダで設立されたプラントベースミートのスタートアップベンチャーで、ヨーロッパで最も勢いのあるプラントベースミートブランドとして注目を集めています。

ハンバーガーショップ「The Vegetarian Butcher」で提供される商品は、当然ながら、全てプラントベースミートが使用されています。そして、日本のレストランでは初めてとなる「フードシェアリングフリッジ」が行われています。あまり聞き馴染みの無いワードかもしれませんが、フードシェアリングフリッジは、品質的には問題ないが、自分ではもう食べられない食べ物をフリッジ(fridge:冷蔵庫)に入れておき、必要な人が持ち帰ることで、フードロスを減らすことができる取り組みです。ハンバーガーショップでは、設置された大きな冷蔵庫に、レストランの余った商品や食材を入れ、無償で持って帰ることができるのだそう。

さらに、ハンバーガーショップだけではなく、日本で初めてのプラントベースミート専門の肉屋も併設されているのです。販売されるのはThe Vegetarian Butcherの商品で、全てグラム単位で量り売りを行っているとのこと。また、来店者には商品と相性の良いウェルカムワインを無償で提供している点もユニークで、肉屋だけの利用も可能です。

The Vegetarian Butcherのハンバーガーは、池袋の店舗だけでなく、Uber Eatsを使ったデリバリーサービスも展開しています。新宿や中野、五反田など都内を中心に11店舗からオーダーすることが可能ですので、対象範囲の方は頼んでみてはいかがでしょうか。惜しくも対象範囲ではなかったという方は、オンラインショップから、プラントベースドビーフやプラントベースドチキンナゲットなど、お好きなプラントベースミートを購入することができます。

スーパーでは、大豆ミートは徐々に手に入るようになり、街中では、プラントベースミートのハンバーガーやヴィーガン対応の料理を選べることが出来るようになりつつあります。食わず嫌いでいるよりも、一度食べてみて、自分はどうするか選択しても良いのではないでしょうか。

Photo: 株式会社ベジタリアンブッチャージャパン

(エコイスト編集部)


おすすめのバックナンバーはこちら
新しい食スタイルに対応したバーガー
特殊冷凍技術で美味しくフードロス削減

2020.09.11