持続可能社会をみんなで

menu
English/Japanese
ecoistecoist

捨てるのはもったいない不要品はリユースへ

子供の頃、きょうだいや親族、ご近所付き合いでお下がりを貰っていた人も多いのではないでしょうか。しかし、核家族化など社会環境の変化で、昔ほどお下がりをあげたり、貰ったりすることが少なくなっています。地方自治体でも不要品リユースのサービスを行っていたりもしますが、最近では、フリマアプリなど、個人が直接不要品をやり取りするサービスが増加してきています。しかしこれまでは、出品から受渡しまでを全て出品者自身で行う必要があり、取引の手間が面倒という声もありました。また、引越しなどですぐに処分したいけど、引き取り手が見つかるまで時間がかかりそうということで、廃棄処分していたという方も多かったのではないでしょうか。

不要品を処分する数あるサービスの中でも、住んでいる地元で不要品のやり取りが可能な「ジモティー」は、登録料や掲載料が全て無料で、不要品のやり取りができるサービスとして人気が上昇しています。そして、このような処分したい人の面倒を解決すべく、ジモティーは8月下旬に「ジモティースポット」を開設したと発表がありました。

ジモティースポットとは、不要品をいつでも予約不要で持ち込むことができるサービスです。これまで処分されていた未だ使える家具や家電を処分することなく、誰でも簡単にリユースできる場所を提供しているのです。現在、関東では首都圏内2か所(所沢・足立)に開設されており、まだ使用可能な家具、家電、自転車なら何でも一律一点50円で買取りをしてくれます。買い取りした不要品は、提携会社の協力の元、ジモティーを通して販売または譲渡されるとのこと。使用可能なモノを廃棄処分するのではなく、誰でも簡単に譲り合える場所に持っていくだけで、リユースの促進に貢献できるのは嬉しいですよね。

ジモティーは、ジモティースポット以外に、さいたま市と共同で市が保有するリサイクル家具の一部を、市民の方等に無償で提供し、ごみの削減を目指するリユース実証事業も開始しています。さらに、類似の取り組みを北海道北見市とも実施しており、開始から1ヶ月で大型の家具など約20件が出品され、大部分の譲渡が成立するといった成果もあがっているようです。

循環型社会を形成するには、モノが循環する仕組みを構築する必要があります。モノの循環が滞り、ゴミが溢れかえっている現代において、地元で不要品のやり取りができることは、循環型社会へ移行するきっかけとして注目の取り組みといえるでしょう。

▶︎ジモティー スポットについて
https://jmty.jp/about/jmty_spot

Photo:株式会社ジモティー

(エコイスト編集部)


おすすめのバックナンバーはこちら
廃棄農作物から生まれたクレヨン

2020.09.16