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給水スポットでマイボトル生活をサポート

一度使しか使われないプラスチック、いわゆるシングルユースプラスチックの使用を禁止する企業が増えてきました。ソニーは、会議室・応接室・売店・カフェの使い捨てプラスチックの使用削減・中止を発表し、富士通や積水ハウスでも社内でのペットボトルの販売中止を実施しています。また、飲食店でもプラスチック製のストローやカップの廃止が相次ぎ、社会全体に脱プラスチックの流れが広まっています。こうした背景や節約の意識から、マイボトルを持っている人は増えてはいますが、日常的に使っている人は少ないという結果があります。

株式会社丸井グループ(以下丸井グループ)が行ったお客さまアンケートでは(※1)、約8割の方がマイボトルを所有しているにもかかわらず、そのうちの約6割の方は、日常的に使用していないことがわかりました。その理由として、マイボトルが「荷物になる」「重い」「外出先で給水できない」などのお悩みが挙げられました。そこで、丸井グループはこうしたお悩みを解消し、「必要な時に必要な量だけ安全な水を得られる仕組み」を提供し、より多くの人に「マイボトル生活」を楽しんでもらうことを目指した、給水サービス「Q-SUI(キュースイ)」を発案しました。

Q-SUIは、カフェなどの店舗でマイボトルに給水ができる月額制マイボトル給水サービスです。渋谷・新宿エリアを中心に、「Q-SUI」がめざす世界に共感した約40店舗の加盟店と一緒に、2020年9月28日から実証実験をスタートしています。月額定額制にした理由は、サービスについてお客さまへのヒアリングの中で、「無料だと、気後れしてしまって利用をためらう」といった声が多く聞かれたため、お客さまに気後れせずに給水体験を楽しみ、日常生活の中で気軽に給水できるよう、月額定額制にしたそうです。月額料金は、サービスの利便性やウェブサイトの充実に活用されます。

Q-SUIの使い方は、Q-SUIサイトで加盟店を検索し、マイボトルに給水してもらう。この2ステップで完了です。また、給水してもらうと、利用によって削減できたペットボトルの本数が数値で表示されます。数値が視覚化されると、自分の行動がどれだけ貢献できているか実感できて嬉しいですね。ちなみに、Q-SUIというサービス名称には、良質(Quality)な水をすばやく(Quickly)汲めて、地球を“救”うための“給水”サービス、という意味が込められているそうです。

マイボトルをせっかく持っていても使わなければ、宝の持ち腐れになってしまいます。また、個人でのペットボトル削減には限界があります。しかし、Q-SUIのように、すでにあるものを活用し、給水できる仕組みを作ってしまえば、ペットボトル使用率は確実に下がるのではないでしょうか。みんなで活用し、盛り上げ、給水できるお店を増やしていきましょう。

※1
2019年7月 株式会社丸井グループ調べ 1560名

▶︎Q-SUI公式ページ
https://www.qsui.jp/

Photo:丸井グループ

(エコイスト編集部)


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